建物を建て替えないためにする

外壁塗装業者に相談だけしたのですが、律儀に外壁塗装をしない場合のデメリットを説明してくださり、真剣に施工を考えることになりました。その説明も、実際の施工の写真を見せてくれたり、資料を見せてくれたり、動画もチェックさせてくれるもので、事業者の活躍ぶりも同時にチェック出来たのもポイントになりました。わが家の場合は、外壁の汚れが気になってしまい、その汚れ落としのみを専門業者にお願いできないか、そうした相談をしたのがキッカケでした。もちろん、高圧洗浄機器にて洗浄・清浄作業はしてくれます。しかし、専門家が自宅の外まわりを調査してくださり、この状態を放置していると、可能性としてクラックやサビが発生してしまい、雨水が染み込み出してしまい、そうなれば、柱や外装材にまで雨水が浸透してしまうと言われました。柱などは木材なので、水が浸透すれば腐ることになります。もちろん、腐るのと同時にカビやサビを発生させることにもなります。ボルトなど、かませている金属もサビてしまえば、地震や大型の台風などで建物の耐久性は劣り、建て替えざるを得ないようになってしまうことを指摘されました。実際に、空き家となる近隣の建物も、野放し状態のメンテナンスなどが行われておらず、経年劣化により半壊した状態でした。そのような劣化状態を、塗膜の表面を適切に診断し、基材そのものが傷む前に塗装で強化することにより、外壁の外装材の本来もつ性能は維持できるようでした。