屋根から傷む

家の外壁塗装をするのに、足場が組まれた。 塗装業者さん、「登ってみますか?」 お言葉に甘えて、足場の階段を上がらせてもらうと、想像以上に自宅の屋根は塗装が劣化していた。 妻、「遠くから見る分には、屋根は劣化しているようには見えないのにね」 「そうだね」とだけ言えば良かったのだが、妻の顔を見てしまったため 妻、「なに!私も遠くから見る分には、老けてないとでも言いたいの?」 私、「・・・(図星)・・・」 足場の階段を降りる時、外壁に手を付くと、手に白い粉が付いた。 私、「この白いのは何ですか?汚れですか?」 塗装業者さん、「乾燥した塗料ですね」 「そーですか」とだけ言えば良かったのだが、ここでも妻の顔を見てしまったため 妻、「なに!私の顔も粉を吹いているとでも言いたいの?」 私、「・・・(図星)・・・」 毎朝、バッチリメイクをする妻だが、肌の乾燥にメイクの水分が吸われるのか、昼の3時を過ぎた辺りから、妻の顔は粉を吹いているように見える。 妻、「屋根の塗料が剥げるのは、経年劣化ですか?」 塗装業者さん、「そうですね」 妻、「貴方の頭が禿げているのも、経年劣化なの(笑)?) 私が先に階段を降りているため、後から階段を降りて来る妻からは、私の頭部が丸見え。 自宅の屋根は太陽光や雨などに曝されているため、他の外壁塗装より傷むのが早いのだが、屋根は普段見ないため、外壁に合わせて塗装をすると手遅れになる。 足場が外されると、暫くは屋根には登れないため、屋根で記念の写真でも撮っておけば良かった。