プロの刷毛さばきにはかなわない

建物の塗り替えっていうと、やっぱり外壁塗装になります。そうなれば、道具も必要ですし、塗り替えにはどんな塗り方があるのか、そうした専門知識と技術が必要にもなります。塗り替えるにも比較的簡単に、様々な場所、形状のものに塗装ができ、塗料ロスが少ない塗装方法は刷毛塗りだと個人的に思うのですが、仕上がり具合は作業する自分次第でした。DIY本も発売されていますから、個人でも十分に建物の塗り替えができるでしょうし、実際にやってみました。平面的な部分の粘度の高い塗装には、通常、平刷毛が使われ、粘度の高い場合は、寸筒刷毛、丸刷毛、隅部は筋交い刷毛が使われます。それぞれ使い分けをするのが専門職のみなさんなのですが、毛の硬さ、コシの強さ、塗料の含み具合などの性状が違うので、用途に合わせて使い分けられている話しですが、我が家の建物の塗り替えには、柔軟性があって塗料に馴染むので白毛を使いました。また、乾燥性の速い塗料は、根元で固まって毛切れを起こすことになるので、ナイロン製の刷毛が良い話しでした。塗り替えるのに刷毛塗りが良いか悪いか、それは一概に言えませんが、塗料のロスが少なく、どのような形状の面にも使えるので汎用的な塗装方法だと思いますが、プロいわく、作業能率が低く、また、キレイに仕上げるためには熟練が必要だと説明してくださりました。塗り替えが何度もできるモノならば構いませんが、外壁などはなかなか難しいでしょう。刷毛には、塗料を根元までつけないで、ポタポタ垂れ落ちないように注意しながら塗りつけました。外壁用の塗料は、速乾性ではないので、やってしまった後に思うのは、塗り付け、ムラきり、仕上げの刷毛さばきはプロに任せるのが適していたということです。