劣化しているかをしっかり調査しよう

外壁塗装業者には、まず、下地の劣化について診断してもらえるサービスを依頼しました。外壁表面の仕上げ材(塗膜)のみが劣化しているくらいに考えていたのですが、お向かいのお宅のように、モルタルなどの下地(基材)の傷みがあるのかもしれないと思ったからで、確認を依頼しました。シーリング材の劣化に起因する場合もあることを、調査に来た業者から言われたことも気になるものでした。なので、劣化現象だけでなく、漏水状態という痕跡の確認も念入りにして下さりました。外壁塗装の業者と診断結果の際に、色んな仮説を立ててくれました。塗膜の破損が素地にまで達している建物が結構あったようで、我が家のお向かいさん宅のように、シーリング材の劣化箇所から雨水が侵入して基材まで傷んでいる場合には、下地の補修に予想以上の費用がかかる話しもしてくれました。その原因を把握し、下地補修の方法を十分に検討しなければならないようで、外壁塗装の作業がすんなり始まると思っていただけに、かなりの時間をかけて作業を行なって頂きました。外壁の塗り替えとなったのですが、既存の塗膜に対して付着性っていう相性のよい塗装仕様を選択しなければならず、ここを素人では安い塗料を使ったりするので、結局のところ雑な仕上がりになるようでした。材質によっては、劣化が進んでいないことが、塗装条件としてよくない場合もあり、その場合には下地処理を念入りに行う必要もある話しでしたから、やはり素人が行わないほうがよいと思えます。