建物の塗り替えが必要になるなんて、考えることはありませんでした。しかし、実際、新築一戸建てを取得すれば愛着が出てくるようになり、建物の塗り替えも考えるようになりました。塗膜の表面に艶がない場合、落ち着いた感じの仕上がりになりますが、汚れやすい場合があります。我が家はこのタイプでした。表面に艶を持たせた平滑な表面の場合、外観上、光って見えるので、住宅の外装として嫌われるのですが、ゴミの付着しにくい表面仕上げになることを施工業者から教わりました。最近は、都会的暮らしにフォーカスしてなのか、注文住宅ではセメント系外壁に使われる弾性塗料の場合、塗膜面に付着しているゴミは、塗膜が粘着性があって柔らかいので、ゴミが刺さるようにして付着してしまいます。なので、塗膜面を硬くして、物理的に刺さらないようにすれば、汚れにくくすることもてきるようで、知人宅ではこの表面仕上げを行っています。また、建物の塗り替えがなぜ必要になるのか、そこを業者に相談したところ、耐候性が劣ることによるチョーキング現象をきたし、表面に粉がふいた状態になることを伝えてくれました。マイホームを取得してからは、建物のメンテナンスなどを考えることはなく、なんなら、表面に汚れが付着しても、雨が降れば一緒に流してくれて、汚れが落ちて、汚れによる見てくれなどは気にならないはずだと誤解していたほどです。建物の塗り替えが必要になる、その意味がやっと理解できました。