外壁塗装工事って簡単に考えてしまいがちです。
しかし、塗料のグレードによっては一度の施工により10年から15年は長持ちします。
そのため、失敗は許されません。外壁塗装工事はリーズナブルな施工ではなく、数十万円の費用がかかります。
だからこそ、妥協することはできないですし、住まいを継承するなら仕上がりのよい状態で継承したいものです。
また、仕上がりと同じく、見た目はポイントになります。
たとえば、使用する塗料の色や素材によって、塗装の仕上がりは異なってしまいます。
シックな仕上がりになったり、モダン、ナチュラルな仕上がりになることもあります。
外壁塗装工事を行ってから言えることとしては、塗料の色についてです。
通常は、事前に色見本を見せてもらいますが、塗装後の見え方は異なります。そのため、私がいえることは、紙の色見本、PCのカラーシミュレーションだけでなく、塗料サンプルで見せてもらうことです。
サンプルといっても、同じ外壁材であり、同じ塗料を用いています。できるだけ、太陽光の下で観察し、塗装後の色をイメージしましょう。もちろん、昼夜でも見え方は違いますから、昼夜で観察し、想像してみましょう。
さらに、塗料の素材もアクリルやウレタン、シリコン、フッ素などがあり、これら素材によって耐用年数も違います。
いくらいい塗料を使ったとしても、素材の耐用年数は3〜5年程度のものもあれば、15年以上のものあります。
品質高いものを選ぶことが理想ですが、比例して価格も上がります。そのため、この家にあとどのくらい住むのかを想定しておくと、良いかと思います。