小さな雑貨や手作りのアクセサリーなどハンドメイド作品を作ってフリマなどで販売していた友人。
長年会社員をしていましたが一念発起をして退職。それは夢をかなえるためでした。
その夢とは、小さな店でいいので、趣味の雑貨やアクセサリーを販売できるスペースがあって、ちょっとした手作りケーキなどのスイーツも出せるカフェ兼店舗をすること。
友人の作った雑貨だけでなく手作りハンドメイド仲間の作った雑貨も販売したり、たまにイベントを行えるスペースなど本当に趣味的な延長で楽しくいろんな人の憩いの場所のような雰囲気の店舗を目指していたんです。
実は会社員を退職したのもそんな理想の店舗が見つかった直後。
どうやって見つけたというと、手作りハンドメイド仲間の一人がもともとご両親が経営していた喫茶店が事情があり長い間空き店舗になっているというつながりで彼女が引き継ぐことに。手作りハンドメイド仲間のつながりの店舗だったので、交渉もスムーズ。
これは運命だと彼女もそこで夢の雑貨店兼カフェをオープンすることにしたんです。
しかし、いざその手作りハンドメイド仲間のご両親が経営していた空き店舗をカフェとして再出発させようとしても、空き店舗の時間が長かったためか、外壁は手入れされておらず塗装も退色や剥げや触るとポロっと剥がれっぽく外壁は劣化が進んでいましたが、幸運にも内装は経営者の友人の両親が良く手入れしていたため居ぬきというスタイルで使えそうでした。
しかし、問題は外壁です。
正直に言うと、灰色なの褐色系なのかあまりにも劣化していてカフェというおしゃれな雰囲気には不釣り合いな外壁の色合い。
でもくじけないのが彼女。もともと手作りハンドメイドが趣味なこともあり、塗装の問題も解決できるはずとハンドメイド仲間に塗装ができる人を探すと、やはりリフォームに詳しい人がいて、外装の塗装を格安で行ってもらえることになったんです。そして打ちあわせで色の選定。
彼女は、ハンドメイドや手作り雑貨を作ることもあって色にはこだわりがありました。
それはカフェなら外壁はできるだけ緑色の系統にしたいと。
しかも全面的に濃い緑系にしたいと、理由は緑はリラックス効果も高い色合いだし、それに外壁が緑になったらその周りに緑の観葉植物や木々のオブジェを置きたいから。
そしてリフォームの専門の方との打ち合わせを終え、いざ、塗装を行ってみたところ、全面的に壁色が緑っぽく塗装され、なんとなくカフェの雰囲気というよりはグリーンを展示しているお店っぽく見えると思った彼女。
でも草原のイメージでいいかなとそのままカフェをオープンさせたのですが、外壁を緑色にしたことでちょっとした勘違いが起こるようになってしまったんです。
というのもお店の前に木々のオブジェを置いたり観葉植物をズラリと置いてしまったことで、お店に入ってくる人は、あれぇ観葉植物を売っているお店じゃないのとよく間違われるそうなんです。でもお店に入って雑貨を買ってくれたり、飲み物を飲んでくれたりするので、結局観葉植物を売っているお店に見えるように外壁を緑にしたのは間違ってなかったかもしれないと、勘違いしたお客さんの集客効果があるからと納得していました。