お菓子のお店を開店させたかった友人の話です。友人は、もともとお菓子作りを専門的に学んで個人経営のお菓子のお店に勤めていたのですが、やはり自分で作ったお菓子を売りたいと独立を決意して、お店を辞めてから、空家の店舗を探していました。でも丁度その時期に親族の叔母さんが経営しておた居酒屋を閉めるという話が立ち上がり、もともと、友人は叔母さんから影響を受けて料理から始まり、お菓子作りに子供のころから興味を持ったほど、叔母さんを慕っていました。その料理自慢の叔母さんが経営していた個人経営の居酒屋、友人も良く遊びにいったり叔母さんが事情でお店に立てないときは時々手伝いに行っていたりしていたんです。だから、その居酒屋を閉めると聞いて寂しさを感じると共に、個人経営でお店を切り盛りしようと思っている友人にとっては叔母さんは大先輩。せめて、店を閉める前にいろんな助言が欲しいといてもたってもいられなくなり、叔母さんに電話で連絡し、そして、友人は、「実はお菓子のお店を始めたいと思っている、叔母さんのノウハウを教えて欲しい」と言うと。叔母さんは、突然友人がお菓子のお店を始めることに驚きつつ、助言というほどの大げさなことは私には分からない。だって居酒屋の店舗とお菓子の店舗は意味が違うからね。ただ言えることは、店の雰囲気を入りやすくするためのインテリアとか、入り口の広さとかは大事かな。それから、衛生的に料理を作るなどは常に気を配るや接客を丁寧にすることぐらい。と言いつつ。叔母さんはこう追加で友人に質問してきたんです。ところで、店舗はどこに決まったの?と。友人に開店予定のお店の場所を聞いてきました。友人は、実はまだ空き店舗を探している最中であることを叔母さんに話しました。そうしたら、叔母さんが、もしよかったら、ウチの居酒屋を改装して、お菓子のお店にする?と言ってくれたんだそう。もう居酒屋を閉めてしまうつもりだったので、空き店舗になってしまうので、それだったら、友人がかつて知っている馴染みのある店舗なら、使いやすいんじゃないかと考えてくれたのだそう。それを聞いた友人は本当に嬉しかったそうです。それで、叔母さんから引き継いだ居酒屋をお菓子の店に改装してリニューアルオープンをすることにしました。でも、もとは居酒屋の店舗。店舗の外装も内装も、居酒屋テイスト。どちらかというと、夜の繁華街の賑わいに添えるようなインテリア感。で友人は、その夜の飲み屋の雰囲気を昼のスィーツ点のイメージに変更をしなければならないと考えたそうです。内装箇所は、テーブルや机、雑貨などの置物をを置いてイメージをガラリと変えることは簡単にできました。しかし、問題は入口付近の外壁と屋根の箇所。通り過ぎていくお客さんから、居酒屋ではなく、お菓子のお店と認識して、入店してもらわないといけません。
それで彼女が考えたのが、外の入り口の外装と屋根だけ、お菓子のお店と分かるように塗装工事を行うこと。店舗の入り口だけ、外壁塗装工事を行うので費用もその部分のみなので、それほどかかりません。で、色もスイーツに似合う、パステルカラーの鮮やかな明るい色に塗り替えたんです。
そうしたら全く居酒屋からお菓子のお店に変わった様子。内装部分の塗料は全然変わっていないのに。
屋根には、友人自信がペイントしたお菓子の絵も、塗装したあとに描いて、まるで、以前からここにはお菓子のお店あったような雰囲気になり、友人もご満悦でした。
もともと居ぬきで、居酒屋の空き店舗を使っているのにもかかわらず、お菓子の甘いイメージそのものの、外観になり、もとの居酒屋の店主だった叔母さんも驚くほどで、
店を譲って良かったと感謝されたそうです。